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2005/04/23

靖国問題(その3)

靖国神社はもともと戊辰戦争で死んだ官軍の兵士の御霊を祀るために創建された。現在、建前上は明治維新で死んだ兵を敵味方合わせて祀っていることになっているが、現実には祀られているのは官軍の兵だけである。皮肉な見方をすれば、A級戦犯の名誉は回復されているが、旧幕府側として戦った兵は未だに名誉が回復されず賊軍のままである。

つまり靖国神社と言うところは明治維新から太平洋戦争終結までの日本政府を守るために戦った人を祀っている神社である。結局は国策に利用されていただけだ。

そういう意味で「死んだ人は等しく祀るのが日本の伝統だから理解して欲しい」という小泉発言は靖国神社に関しては矛盾がある。何しろ等しく祀っていないのである。

靖国神社の歴史などはほんの百数十年。日本の歴史から考えるとつい最近の事である。他に日本のために戦って死んだ人を祀るのにもっとふさわしい神社仏閣だってあるはずだ。

僕もたいがい右寄り人間なので日本大好きなのだが、僕が好きなのはカミヨの時代から(という言い方がまずければ太古から)続く日本であり、決して明治維新以降の日本ではない。

とは言え、太平洋戦争で「靖国神社で会おう」と戦友と言葉を交わし死んでいった兵士たちのことを思えば、また、すでに戦没者を慰霊する場として靖国神社が定着しているのでいまさら変えろと言うのも現実的ではない。

戦没者を慰霊する場には首相に公式参拝していただきたいし、そうあるべきだ。だからこそ靖国神社にはそのためにふさわしい場所になって欲しい。

*****

3回にわたって、長々書いてきましたが今回で終わりです。

そんな中、小泉首相がアジア・アフリカ首脳会議の場で過去の歴史認識に関し(一応の)公式謝罪発言をする一方で、22日に超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の国会議員80人が靖国神社を参拝した。と、いうニュースが...

...どうやら我々は子供のケンカに巻き込まれているようだ...

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