F1アメリカGP
いや~、昨日のレースは面白かったね。こんな傑作なレースは観たことないよ。なんたって6台しか走ってないんだもん。
これまでも今期のF1のレギュレーションやFIAに対しては散々文句を言ってきたが、とうとう最低の事態になってしまった。まぁ、事故や死人ケガ人が出ることを未然に防いだわけだから、最悪の事態ではなかったとは言える。
今回の一件だけに関してはミシュラン側に非があったかFIAに非があったか一概には言えないが、事実上タイヤ交換を禁止する今期のレギュレーションに、安全上根本的な欠陥があるのは誰の目にも明らかだ。毎回毎回レース終盤ズルズルになったタイヤをかばいながらよたよた走るマシンを観て、これが世界最速を謳うF1のレースか?とすっかりこちらのモチベーションが下がっていた。
とにかく最近のFIAはおかしい。BARに対する異常に厳しいペナルティも、なにか見せしめのようなものを感じる。なにより毎年変更されるレギュレーションがどんどん悪くなる一方だ。最高速を押さえると言う理由でグループドタイヤを導入したあたりからおかしくなった。1チームばかりが勝ちつづけては興行として成り立たないから何とかしたいと言うのは、まぁ、理解できる。だからといって天候やアクシデントなどの運不運ばかりで順位が決まるようなレースはレースではない。モータースポーツ好きはアクシデントなど求めていない。最善の状態のマシンでドライバーが実力を出し切ってギリギリの攻防をするのがレースだ。その結果強いチームが勝ちつづけるのであればそれは仕方ない。だからこそ王者を倒すチームやドライバーに期待する。それに弱いチームでも懸命に走っている姿が伝われば、少なくとも日本人は応援する。日本は地元イタリヤよりもミナルディのファンが多いらしい。
今回の一件は必ず後々尾を引く。FIAが心を入れ替えるとは到底思えない。むしろ、ますます依怙地になるだろう。なにしろ子供のケンカのようなものだ。とりあえず次回、レースをボイコットしたチームに対してペナルティはあるのかどうか、それによっては設立が噂されている第2のF1機構がにわかに現実味を帯びてくる可能性だってある。M.シューマッハの去就やフェラーリのチーム体制も含めて、来年のF1はがらりと様変わりするかもしれない。
まぁ、今回はミナルディのチーム監督ポール・ストッダード兄貴の勇姿がいっぱい映ったのが、ちょっと嬉しかったなぁ。


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