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2005/06/19

パソゲー

てな訳で(6月13日「窓の帰還」参照)パソゲーやってます。

進行中の仕事なので明かせないが、このゲームは某人気RPGシリーズの第4作ということらしい。

一応形態はRPGだが、シナリオは一本道で自由度は皆無。謎解きとか選択肢とか分岐というものが一切ない。申し訳程度の戦闘はあるが、ボス戦以外はオートに任せっきりでも十分事足りる。謎解きの要素がないので訪れた町で住民と会話しても内容はほとんど「最近モンスターが増えたわねぇ...」といった類の世間話だ。したがって、キーパーソン以外との会話はすべて無視してもゲームの進行上なんの差し支えもない。主人公キャラクターをキーポイントに移動させるとイベントが強制的に始まる。そうなるとキャラクターの操作も一切できなくなり、ただただストーリーの進行を傍観することになる。

それではプレーヤーは何をするのかといえば、最も多い操作はセリフを読むためのキー(Space、Enter、マウスの左クリック)をカチャカチャ押しつづけることだ。とにかく会話が多い。ほとんどすべての状況が会話で説明されていると言っても過言ではない。

つまりこのゲームはRPGというよりは、ひたすらシナリオを読むドラマだと思った方がいい。

で、そのシナリオがカスだったらとてもやってられないのだが、実はこれがなかなかに面白い。さすがに人気シリーズと言うのもうなずける。ストーリーはよく作りこまれていて、一つ一つのエピソードが下手なアニメを一本観るより面白い。かなりな数になる登場人物もそれぞれ生きている。いい意味でのすっきりわかりやすいステレオタイプなキャラクター設定もOK。重い話が多いのだが、ユーモアもちりばめられていていい感じにバランスがとれている。僕のような中年のおっさんには少々青臭くて、読んでる方が赤面するようなセリフも少なからずあるが、主ユーザーの対象年齢を考えれば、それはそれで好感が持てる。

そんなわけで、結構楽しみながらこのゲームをやっている。あとは、キーボードをモニターに叩きつけたくなるようなラストが待っていないことを祈るのみだ。

このゲームをやっていて、ふと気がついた。絵を追いながら、ひたすらキャラクターのセリフを読むのって、これはもしかしてマンガじゃないか...つまりゲームと思ってやっていたのは、実はそうではなくて新しい形態のマンガだったのだ。

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