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2005/12/09

不審な足軽

TV版「戦国自衛隊」エキストラ体験記 其の弐

そんなこんなで、エキストラの午前の部の撮影は終了。しばらく役者さんたちだけの出演シーンの撮影が集中的に行われる。その間、エキストラたちは昼食と休憩をとるわけだが、昼食がおにぎりと冷めた豚汁だけでおまけに割り箸もなし。指で食わせるために豚汁が冷めているのか? こんなところで制作費をケチっている。軍隊でも士気と食事の質との間には正比例の関係があるのをしらんのか?

役者さんは藤原竜也と反町隆史しか確認できなかった。自衛官役の女優さんも一人いたが、誰かはわからない。

そんなことはどうでもいい。今回参加した目的はもちろん別のところにある。いま正に目の前にデーンと74式戦車が鎮座しているのである。

触らんでどうする。

type74 逆光すまん

74式以外にも96式装輪装甲車、サマーワでもお馴染みの軽装甲機動車が撮影用においてある。

type96  keisoko

ほかの人達が役者の演技を見物している間、足軽姿でひたすら戦車や装甲車に触ったり写真を撮ったり窓から中を覗いたりしていた。ふと気がつくと自衛官の服装の人が一人近づいてきた。ここでは役者か本職か区別がつかない。見ると自衛隊広報という腕章を着けている。何か注意されるかと思ったら、にこやかに「いいよいいよ自由に撮っても、中にさえ入らなければ」と言ってくれた。「中に入らなければ」ということは上に上がるのはいいのか?と、一瞬思ったが、それは差し控えた。もしかすると、映画版「戦国自衛隊」で装甲車の中に入ろうとしたヤツがいたのかも知れない・・・と、友人Oに疑念を抱く。
90式戦車がなかったのは残念だが、ドラマ撮影中にも訓練中の90式戦車、91式戦車橋や装甲車が近くを地響き立てて通り過ぎていくので、それだけで十分堪能した。

そうこうしているうちに、エキストラに集合がかかる。せめて5分前に言ってくれればいいのに、デジカメを置きに行く時間がない。仕方ないので草むらの中の石の脇にデジカメを隠しておく。大きい石の脇なので馬に蹴られることはないと思うが、戦車に踏まれればひとたまりもないので気が気ではない。そんな状態で午後の撮影が始まった。

午前中で旗持ちには懲りたので、槍をさっさと取ってきて「この槍を絶対手放さないぞ」と心に誓う。案の定、また撮影の途中で旗持ちと交代しろと言われるが断固拒否する。僕は外見が実年齢よりかなり若く見える。よく「うらやましい」と言われるが、そのことで得したことはほとんどない。それだけは、はっきり言っておく。

さらに続く

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コメント

おおっ!さらに続くのか!
割り箸のシーンは想像するとかなり笑えるなぁ、その時の二人の情けない顔が、思い浮かぶようです。

あのにぎりめし...昼食まで戦国時代なのか(笑)いや、きっとケータリングのミスでしょうね。おみやげの弁当がまさに昼食用だったのは疑うまでもない。

>装甲車の中に入ろうとしたヤツがいたのかも知れない・・・

いや、わたしは装甲車の上でキャリバー50の据付けに四苦八苦している自衛官に「手伝いましょうか?」とよじ登ろうとしただけです(爆)

女優は辺見えみりとサトエリだったようです。
場違いもはなはだしいですが1stの蛾次郎やムッシュのことを考えると致し方ないですな。

はじめまして。実は小生も4日の合戦に参戦しておりました。
戦友のブログを発見して感激しております。小生は畳み鎧を
着用していたので、旗を持たされる事は無かったのですが、
未だにスモークと馬糞のスメルが鼻腔の奥にこびり付いております。

>本管通信さん

たぶん、ご想像通りの情けない顔だったと思います。

>プガチョフさん

いらっしゃいませ!友人Oさん(爆)。
なんと、辺見えみりとサトエリだったのですか?
結構、好みだったりします(^^)。

>ズナリザムライさん

いらっしゃいませ(^o^)/!
おお、時空を超えて同じ戦場で戦った戦友殿ですか!
僕も兜をかぶりたかったー!
こんなブログではありますが、気が向いたらときどき覗いてみてください。

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