2010/05/04

辞めた方がいいよ

まぁ、ポッポ首相が善人であることは認めますよ。でも善人という素養は政治家には全く不要で、むしろ「善人=無能」と言っても差し支えないのかもしれない。政治家一族の出とは思えないほどに根回しができないし、思ったことを考え無しに口に出してしまう(この辺は弟も全く同様だけど)。自分の気持ちを率直に言えば、相手に伝わると信じているあたりが、この人の一番無能なところだ。民主党政権がもうしばらく続いてしまうのは致し方ないとして、たのむから別の人に替えてくれ。他の人の仕事の邪魔になるだけだから…

2010/03/17

「嫌悪感」を物事の尺度にするな

ようやく、大物漫画家が出てきてくれましたね。

「文化が滅びる」――都条例「非実在青少年」にちばてつやさん、永井豪さんら危機感
(ITmedia News 2010年03月15日 22時30分)

例の18歳未満の「非実在青少年」をあつかった性暴力漫画を規制しようという「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の件です。

こうしたアメリカ議会の公聴会のようなものを、もっと開いて議論すべきです。日本の場合は法案提出者側の意見だけで、ろくに議論もされずに法案が通ってしまうことがしばしばあります。

以前に、性暴力ゲーム規制法案が提出されそうになったときに、似たようなテーマで書いたことがあるので、この場では繰り返しませんが、
性暴力ゲーム規制議論について(その1)

一言だけ書かせていただければ、日本の性犯罪発生率は諸外国に比べてもかなり低いはずです。そう言ったデータを無視して「嫌悪感」だけでこうした規制論がしばしば出てきます。「嫌悪感」に基づいた「排除の理論」は一種の差別です。


ちょうど、オタクに対する「嫌悪感」を露わにしている人の話題ですが、
夏目漱石の子孫がネットで大暴れ!
(excite news 2010年3月16日 21時18分)

この人ですよね財団を創って「夏目漱石」の商標登録をしようとした人は。
財団設立の件を巡って、2ちゃんとかでボコボコに叩かれた個人的な怨みもあるのでしょうが、この人もおのれの「嫌悪感」だけで「排除の理論」をぶちまいているわけです。

まぁね、親戚の中には必ず一人くらいは、おかしな人、困った人がいるわけで、うちの親戚も見回せば……オレか!

2010/02/22

町田市長選

昨日は町田市の市長選&市議選の投票に行ってきた。

一昨日も繁華街で片岡さつきが応援演説しているところに出くわしたし、どうやら小沢一郎も陣中見舞いに来ていたらしい。一地方都市の市長選とは思えない総力戦だったようだ。

とりあえず、保守系の現職市長が再選になったので、それは良かった。

町田市民になってから、かれこれ7〜8年かな?正直、町田は道路事情がとても悪い。ところが、ここ数年、新しい道もできているし、車に乗っていても以前に比べてずいぶん走りやすくなった印象がある。市長に限らず自治体の長が革新系だと、福祉は充実するが道路工事のような公共事業は悪というレッテルが貼られて一向に進まないという困った状況になりがちだ。

市庁舎の建て替えの是非も争点になっていたようだが、確かに現庁舎は古い。首都直下型地震が来たら危ないんじゃないかという気はしていた。そう言う肝心なときに、役に立たないお役所では困るので、老朽化した建物の建て替えは必要だと思う。もちろん、ガワが新しくなっても中の人の意識が低くては意味がないのだが、日本人としてそれはないと思いたい。

2010/02/05

で高砂親方の処分は?

以前にも当ブログで書いたけど↓
「まず朝潮をクビにしろ」2007/08/22
一連の朝青龍の問題は本人の責任より、指導者である高砂親方の責任の方が重い。

朝青龍は見てのとおり、とにかく無邪気な人だ。だからこそ、しっかり指導をしなければ手綱のないモンゴル馬のようなものだ。

ところが高砂親方という人が朝青龍に輪をかけて無邪気な人で、現役の時は愛嬌があって良かったかもしれないが、親方としては全く無能だと言っていい。

この高砂親方をクビにせずに、貴乃花を排斥しようとしたり安治川親方をクビにしようとしたり(これは後で撤回されたが)、このあたりが今の相撲界の問題そのものではないか?

結局、朝青龍の相撲生命をこんな形で終わらせたのは相撲協会自体の責任だ。

2010/01/15

「はやぶさ」地球引力圏軌道へ!

とうとうすぐそこまでやってきました!

「はやぶさ」地球引力圏軌道へ!地球まであとわずか
(JAXA-2010年1月14日)

「はやぶさ」については、当ブログでも以前に書いたことがありましたが、それから早4年、当初の予定から3年遅れて本当に帰ってくるんですねぇ。満身創痍の「はやぶさ」を、限られた条件の中あらゆる手段を使って地球に呼び戻したJAXAのスタッフの皆さんには頭が下がります。

正に「あきらめないところに奇跡は起こる」です。

地球帰還まであと半年、無事に回収できることを祈ります。

こいつは春から目出てぇニュースだ!

2009/10/12

エバケン逝く

軍事評論家の江畑謙介氏が亡くなった。まだ60歳だったそうで、早すぎる死だ。軍事評論家の中で一番信頼していたので、本当に残念だ。

日本の自称軍事評論家の中には、思いこみでしゃべる人や脳内データが全く更新されない人が多くて非常に困る。最近の例では、空自の支援戦闘機F2の初期トラブルを持ち出して、いまだにF2欠陥機説を言う類の連中だ。兵器に限らず技術的なことは日々改良が進むし、軍事情勢も刻々変化する。

江畑謙介氏は、一つの情報を多角的に検証するし、データも日々更新している。そして、あやふやな件に関しては、はっきり「分からない」と言える人だ。

つくづく惜しい人を亡くした。ご冥福を祈ります。

2009/10/03

2016年五輪はリオデジャネイロ

2016年五輪はリオデジャネイロ…南米初
(2009年10月3日01時51分 読売新聞)

こうなることは分かり切っていたことで、当ブログでも3年前の記事で書いております。その次のオリンピックならいざ知らず、なんで2016年の開催に東京が立候補したのか全く意味不明です。石原さんも、携わってくれた皆さんも、我々の税金を無駄遣いして、よく頑張ってくれました。

オバマさんまで担ぎ出したシカゴが、第1回の投票で落選したのはちょっと意外でしたが、やっぱりアメリカは嫌われてるねぇ。ま、一番テロの危険があると言えば、やっぱりアメリカだしね。

2009/09/28

選択的夫婦別姓について

ようやくな感じですが、選択的夫婦別姓が実現しそうです。
夫婦別姓導入へ…政府、来年にも民法改正案
(2009年9月27日03時01分 読売新聞)

もとより、夫婦同姓制なんてものは明治政府が欧米から導入した制度で、それをまるで日本の家族の精神的基盤のように言っている事自体おかしい。だいたい日本の保守は明治以降の日本を正しい国の姿と思っているが勘違いも甚だしい。

…と、言う話は置いといて。
夫婦別姓にしたからと言って家族が崩壊するとは思わないし、一人っ子や姉妹だけの家庭も多いという少子化日本の現在を考えれば、むしろ結婚しやすくなるケースが増えて誠に結構なことではないか。

現実的には、おそらくこの制度が始まってもそれほど急激には浸透しないと思う。日本人って意外とそれまでの慣習をなかなか変えませんから。ですから、反対派の皆さんもそんなに戦々恐々としなくても大丈夫です(笑)。
結局は個々の夫婦の問題なのであって、だからこそ選択の幅が広がること自体は大変によいことだと思うし、結婚前にここで意見が決裂するようだったら元より結婚は無理です(笑)。

ちなみにウチは、ヨメさんに石田の籍に入ってもらっています。それでも、入籍まで半年くらいいろいろ夫婦で考えたし、もしその当時にこの制度があったら別姓を選択していた可能性が高いです。

でも、今ではお互いどーでもよくなっちゃいました。いや、マジで。

2009/07/21

アニメの殿堂(その3)

「…アニメや漫画、ゲーム等の展示を行う「国立メディア芸術総合センター(仮称)」の建設費用約117億円などは緊急なものではない。と云うよりも全く不必要である。アニメや漫画、ゲームはとても芸術とは思えない。麻生首相の考えは間違っている。」
東郷 幹夫の思いつくまま日記

今回の記事を書くために、あちこち検索していてたまたま行き当たったブログの一文である。このブログ主さんを非難するつもりは全くない。むしろ、この簡潔な文章に「アニメの殿堂」建設に反対している大半の国民の気持ちが要約されていると思う。

アニメや漫画、ゲームが芸術かどうかは人それぞれの判断だ。
僕自身、自分の作品が芸術だなんて全然思っていないし、アニメを観たりゲームをやったりするとき、芸術に触れていると感じることはまずあり得ない。むしろ、そういったお高い芸術の対極にあるものだからこそ、オタク文化にはパワーがある。

ただ、芸術でないから収集保存する価値がないというのも、また違う。
アニメ、漫画、ゲームは「芸術」でなくとも、間違いなく今日の日本を代表する「文化」の一つだ。後世に伝える価値はある。もとより博物館は美術館ではない、収集物は芸術作品に限らない。「国立メディア芸術総合センター(仮称)」の「芸術」部分に引っかかるならとっぱらえばいい。

何度も比較に持ち出して恐縮だが「浮世絵」に芸術的価値があるなどと思った日本人は当時ほとんどいなかった。「浮世絵」という名称からもわかるように今の「漫画」に一番近い。「浮世絵」も「歌舞伎」も本来サブカルチャーだ。だからこそ、その時代一番パワーがあり、海外、そして後年日本でも芸術として評価されるようになる。

いずれにしても、「芸術でないもの」に117億円の予算をつぎ込むというのも、なかなか皆様の理解を得られない。
森永卓郎や辻元清美なんかが言っている、平成22年に廃止される「私のしごと館」の建物をそのまま流用して「アニメの殿堂」にすればいいという意見は、十分検討に値すると思う。

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「国営マンガ喫茶」などというネガティブ印象操作をされて、麻生総理叩きの道具にされてしまった「アニメの殿堂」だが、もし、これが「オペラの殿堂」とかだったら、はたしてここまで各方面から叩かれただろうか?結局はアニメや漫画やゲームだからこんなにボロクソに言われたのではないか。

マスコミがオタクを取り上げるときは、ことさら奇妙に映る部分をクローズアップして面白おかしく伝えられる。これ自体がすでに印象操作だ。国民の大半がオタク達を奇矯なことばかりしている気持ちの悪い連中と思っているだろう。

今回の「アニメの殿堂」をめぐる一連の報道でも、やはりアニメ、漫画、ゲームをどこか馬鹿にしているような、フェアでないマスコミの姿勢が非常に気になった。

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てなわけで、ようやく終わりです。
長々お付き合いありがとうございました。

2009/07/20

アニメの殿堂(その2)

「アニメの殿堂」建設反対意見としてよく聞くのが「そんなことに金を使うんだったら、生活の苦しいアニメーターを援助した方がいい」というものだ。

一見、至極まっとうな意見のように聞こえるが、本当にそうだろうか?
博物館を作ることとアニメーターの生活を守ることはまったく別次元のことだ。例えるなら、文化財建造物の保存を議論しているのに、そんな金があるなら住宅需要の冷え込みで生活が苦しい大工に回せと言っているようなものだ。

もし、アニメーターがその労働に見合わない不当な賃金で働かせられているとしたら、それを是正しなくてはならないのは厚労省だ。
例えば、オタク達がせっせとつぎ込んでいる膨大な資金がアニメーターに還元されていないとしたら、それを是正するシステムを構築する。また、アニメーターの多くが個人の資格で働いていると思うので、全員が加入できる欧米型のユニオンのような制度を作る、などが考えられる。いずれにしても、それは文化庁の仕事ではない(お役所の縦割り行政を是認するわけではないが)。

それにアニメ制作現場に、資金を投入するのも現実的ではない。
アニメ制作会社に一律に資金を分配しようとすれば「あそこは、やたらと半裸の女の子が出てくるアニメばかり作っている。そんな会社に国が金を出すなんてけしからん!」などとクレームをつけられて、制作しているアニメの内容によって資金が投入されたりしなかったりする可能性がある。それは国による一種の検閲だ。
それならば、アニメーターに給付金のようなものを支給するとする。しかし、他にも生活が苦しい状態で文化的活動をしている人たちがいるわけで、アニメーターばかりが優遇されるのはおかしいという意見が出るはずだ。

僕自身貧乏マンガ家だが、別に国の援助が欲しいなどと思ったことは一度もない。恐らくアニメ制作現場の人の中で、国から援助して欲しいと思っている人などほとんどいないと思う。それこそ余計なお世話だ。

いずれにしても、アニメーターの生活資金援助をする予算が提案されたら「そんな好きでやってる連中にやる金があるなら、介護老人がいる家庭や母子家庭に回せ!」と、これまた反対されるに決まっている。

「そんなことに金を使うんだったら○○に……」と言う言葉はあらゆる局面で聞かれるが、脊髄反射で言っているようにしか聞こえない。街角インタビューならともかくTVコメンテーターの中にもそういう人がいる。そんな連中にギャラを払う金があるなら、もう少しアニメ制作に金を出してくれ(笑)。


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次回、まとめです。